金色が静かに落ちる


太陽の歌声


青空の笑い声


風のくちぶえ


そんなものが


いっぱい詰まった


金色が落ちて


街路を埋める


路行く人は


わずかにうつむき加減


遠くの方から


冬の足音が聞えてきた